毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
15時には、10分だけの休憩がある。

だいたい皆タバコ吸ったりで終わるんだが、俺は吸わないからデスクで携帯をいじってる。

瑞希さんに送るメールの文面を考えながら。

「おい。」

携帯を見ていた顔を上げれば、昼休憩に売店で別れた北村が、しかめっ面で立っていた。

「ホクソン・・・。」
「大塚さんに、ちゃんとフォローしとけよ。」

わかってるよ。

わかってても、なんて言っていいか悩んでるんだ。

俺は座ったまま小さく頷く。

「瑞希さん、なんか言ってたか?」

気になって気になって、仕方が無い。


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