ミルクティー
このままフラフラしていても
また声をかけられるだけだと思い、素直に帰宅した

シンと静まり返っている家の中
夜中だから当たり前か。
両親を起こさないように静かに自分の部屋に戻った

ベットに仰向けになり、真っ暗な天井をみつめる
ふと、あの時の傷みがよみがえる
思わずお腹を抑えた

一筋の涙が流れた
すぐに涙を手で拭い
目を閉じた
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