ミルクティー
一年前、私はこどもをおろした
相手は大好きだった年上の彼氏直樹。

当時18歳の私は、こどもが出来たとわかった時、
素直に喜んだ

すぐに直樹に電話した
絶対喜んでくれるだろうと確信していた。
『俺早くこども欲しいな。奈々とのこどもならかわいいだろうな〜』

これが直樹の口癖だったから
私たちは確かに愛し合っていた

直樹はデートは必ず自分でプランを立てていて、
着くまで私はどこにいくのか知らなかった
海遊館。
映画館。
動物園。
綺麗な夜景のみえる所。

いつもワクワクさせられていた

そんな直樹との楽しい時間を過ごしていた半年後
私にこどもが出来た事がわかったのだ
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