瞳の向こうへ
すいませーんとドアをノックする音が聞こえる。
「あら〜、かわいい後輩は男の子〜?」
新たな同好会の一員を一目見たい潤子先生は目尻さげながらドアを開けようとしてる。
私の後輩は男の子ではないんだけど、これは一体……。
「すいません。葵来てますか?」
「あらら〜野球部キャプテンがこんなところに用とは」
「青柳君、練習は?」
「今から。ほら、ちゃんとユニ着てるだろ。それと、お前はここの場所ぐらいはこの子に教えてやりな」
青柳君の背後に隠れている少し警戒心を持った女の子。
間違いない!
「噂の後輩ね」
「噂の後輩です」
「先輩って呼んでいいですか……」
「先輩はよして。さんか呼び捨てでいい。潤子先生に自己紹介を」
「じゃあ、葵さんでお願いします。えっと、後輩の江口真緒(えぐちまお)です」
潤子先生はまじまじと可愛い後輩を上から下までじっくりとまるで観察してるような感じだった。
「あら〜、かわいい後輩は男の子〜?」
新たな同好会の一員を一目見たい潤子先生は目尻さげながらドアを開けようとしてる。
私の後輩は男の子ではないんだけど、これは一体……。
「すいません。葵来てますか?」
「あらら〜野球部キャプテンがこんなところに用とは」
「青柳君、練習は?」
「今から。ほら、ちゃんとユニ着てるだろ。それと、お前はここの場所ぐらいはこの子に教えてやりな」
青柳君の背後に隠れている少し警戒心を持った女の子。
間違いない!
「噂の後輩ね」
「噂の後輩です」
「先輩って呼んでいいですか……」
「先輩はよして。さんか呼び捨てでいい。潤子先生に自己紹介を」
「じゃあ、葵さんでお願いします。えっと、後輩の江口真緒(えぐちまお)です」
潤子先生はまじまじと可愛い後輩を上から下までじっくりとまるで観察してるような感じだった。