身勝手な恋情【完結】
「続きは帰ってからね」
続き???
どこまで本気かわからないけれど、焦る。
「つっ……続きはとりあえず置いといて! その前に、ちゃんとごはん食べてくださいね! 祐さんが心配してましたし!」
「はいはい……わかったよ」
いい加減に返事をされてるけど――
セフレだった頃みたいに寂しくない、優しさのようなものが伝わってきた。
「返事チェックするから待ってて。終わったら帰ろう」
「はい!」
蓮さんはそれから社長室へと戻って、PCでメールをチェックする。
私はコーヒーを飲みながらそれを待っていた。
「でも、こんな夜中に返事が返ってくるんですか?」
ふとした疑問を口にすると
「雑誌の仕事だからね。出版社は年末進行で深夜までいるみたいだよ」
と、蓮さん。