敏腕美人秘書のみゆきさん ■

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「・・・
 二日酔い?」


「えっ??
 あっ。はい。すいません社長。」

なんだか
思わず誤ってしまう。

拓也と飲んだ次の日、

若干飲みすぎた俺は
栄養ドリンクと
頭痛薬という不動の組み合わせを持って

朝から、給湯室に立ち寄った。


まさか、
こんなところに
社長がいるとはーーー


しかも、
朝からーー


「…薬を飲めって。」

社長は、
金色の髪を書き上げて、
缶コーヒーを飲みながら
横目で俺を見る。

気にしなくていいという風に
少し場所をずらした。

相変わらず、
無愛想な雰囲気。




「はぁ。」

俺はとりあえず、
栄養ドリンクで頭痛薬を飲み込む。


というか、
なんで社長はここにいるんだろう。

大体、
コーヒーぐらいなら
部屋にも用意されているだろうし、

深雪さんがもう来ているだろうからーーー


「あ。社長。
 もしかして…深雪さんから逃げています?」

「・・・・」

社長はびっくりしたように
目を見開いた。


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