敏腕美人秘書のみゆきさん ■
俺はというと、
社長の後ろ姿を見ながら
声も出せずに
ぼーぜんと眺めていた。
ってか・・・
社長には
俺が
『いい子な新入社員』を演じてたのがばれてたのか…
って
マジ恥ずかしいっ
思わず
頭を抱える。
っていうか、
深雪さんに好意を持っているのもあっさりばれているし。
しかも、
なんで社長が
あんなアドバイスみたいなことを…
「斉藤?!!」
「みっみゆきさんっ」
急に後ろから声がかかって思わず
声が裏がえる。
「??
どうしたの?
なんか…体調でも悪い?顔色が悪いみたいだけど…」
深雪さんは
首を傾げて
俺を覗き込む。
やべ。
きれいだな。その角度。
なんて、
ちょっと見とれてから、
「っーーー。いえ。元気です。」
って、
小学生みたいな返事をしてしまった。