ありえへん!!
何とかガレージが空いていて車を停め俺の部屋へ
鍵を開け入ると
「ほぉ~確かに段ボール」
リビングに続く廊下に段ボールが所狭しと並んでいる。
「と、とにかくどうぞ」
こうなったら恥ずかしいなんて言ってられへん。
スリッパを出してリビングへ
「い、今お茶…」
って言っても来客用のグラスとか湯飲み茶碗出してない。
その前にお茶っ葉も…ない。
冷蔵庫を開けると…ペットボトルのお茶も切れてる。
いや冷蔵庫の中にはビールとミネラルウォーターしか…あらへん。
「せ、先輩、俺ちょっとコンビニ」
「はい、それは後。お茶も片付けてからな。あ、悪いけどエアコンつけていいか?」
あ、それも忘れてた。
今日も朝から暑いのに。
慌ててリモコンを押して
「すみません」
先輩は上着を脱いで
「真瀬、そんなにテンパるな。それとも…俺といると居心地悪いか?」
「えっ?」
先輩を見ると…先輩も俺をじっと見ていた。
「い、居心地悪いなんてないです。ただ夕べから先輩に恥ずかしいとこばっかり見せてるし…部屋もこんなんやし満足にお茶もだせへんし…なんや情けない」
かっこいい…ある意味理想の憧れの先輩に阿呆なとこばっかり見られてんのは…
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