ありえへん!!
さっと風呂に入り久しぶりに自分のベッドに体を横たえる。
――
―
真瀬…どうしてる?
一人になると心に浮かぶのは真瀬の顔
泣きたいのに必死に耐えてるような顔が浮かんでは消える。
――
―
何でこんなにアイツが気になるんだろ?
まるで大事な人みたいに
――
―
ん?
大事な人?
た、確かに大事な後輩…だよ。
だけど…
あ、あれ?
何だ今の?
胸の奥で何か音がした。
アイツのことを考えると…音がする。
なんなんだよ、これは?
――
―
俺…おかしい。
――
―
もう、寝よ。
――
―
寝れない。
俺の頭の中を支配しているみたいにアイツがいる。
まるでガキが初めて女の子を意識しだした時みたいに。
…ってアイツ男だよな、間違いなく。
そして俺も男。
――
―
ありえないだろ!
――
―
ありえない…と思う。