明るい光のその先に
帰り際…お兄ちゃんは
圭くんと話があると言って
先に帰ってしまった

私は一人産業道路を歩いた
「お嬢ちゃん…」
「!?」

後ろに見知らぬ老人が立っていた
だけど不思議と怖いとは思わなくて…
私は老人の話を聞いた

そして、横断歩道を渡ろうとした時

ピーーーーピピー!!!
キキー!

ドンッ!ズサァ…!

「きゃあ!女の子が引かれたわ!」
「いや、無事だ!女の子じゃなくて
男が引かれた!」
「誰か救急車!」

私の意識がはっきりしている中で
倒れていたのは紛れもなく


蓮先生…
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