私が立ち上がらなかった理由
「よくないです。電車の時間があるので。」
顔をあげずに私は答える。
「え~、いいじゃん?てか高校生?大学生?」
「大学生です。」
はぁ。
ため息をつきながらレポートを書くのを諦める。
「よかった、じゃあ未成年じゃないよね?」
「よくわかりませんが、なんですか?」
「ていうかもしかして17、8くらいかなぁって思ってた。年下にみられるんじゃない?」
確かにたいてい実年例より下にみられる。
童顔なのだ。
「そうですね。」
年下にみられるのはいいのだが、高校生というのは失礼な奴だと思う。
「俺、流。名前は?」
顔をあげずに私は答える。
「え~、いいじゃん?てか高校生?大学生?」
「大学生です。」
はぁ。
ため息をつきながらレポートを書くのを諦める。
「よかった、じゃあ未成年じゃないよね?」
「よくわかりませんが、なんですか?」
「ていうかもしかして17、8くらいかなぁって思ってた。年下にみられるんじゃない?」
確かにたいてい実年例より下にみられる。
童顔なのだ。
「そうですね。」
年下にみられるのはいいのだが、高校生というのは失礼な奴だと思う。
「俺、流。名前は?」