Hurly-Burly 4【完】

そして、鼻水に流される被害者続出で世間の

避難を浴びるようになった。

『日和ちゃん、僕には耐えられないんだ。ごめんよ。』

「ま、待ちたまえ!!およよ」

さらば、あたしの愛しのお鼻ちゃん!

君と過ごした日々は忘れないわ。

そして、お鼻の居なくなった顔面はあたしが守ってみせる。

ジッと視線を感じて横を見ると白けた視線を送る

修平君と目が合った。

「解決した?」

「すいません、自分を見失いそうであります。」

修平君、あたしが妄想しててもクールに対処する。

ちっとも、怒らずに妄想が自己完結するのを

彼は彼なりに優しく見守ってくれているらしい。

「終わったならいいけど、早く入ろう。」

寒い中、ツッコミ入れずに待ってくれていたらしい。

「修平く~ん、I love you!!」

「・・・・・近所迷惑だから。」

「照れてるんですか、可愛いですね。」

「殴るよ・・・・・・・」

そして、言葉とは裏腹に可愛い子だ。

こういうところがサユに似てて、

本当に可愛くてしょうがないと思う。

ツンデレのツンモードは恐ろしいモード設定だ。

「あんた、何してるのよ。」

「えっ、お皿返しに!サユ、先ほどはどうもありがとう

ございましたよ!!」

「なっ、気が向いただけよ。」

本当に似た者同士の姉弟で可愛いと思う。

スタスタと家の中に入ってしまう修平君に、

サユはきょとんとしながら入って行けばと声を掛けた。

マミーにお礼をしたかったからお言葉に甘えて、

少しお邪魔させて頂こうと思って上がった。

リビングでダディと仲睦まじくテレビを見ている

ところを乱入してお礼をさせてもらった。

そんな気にすることじゃないのよと言われたが、

正直助かっていたのでそういうわけにも行かず、

きちんとお礼の言葉をマミーに伝えられて良かった。

ダディにも迎えに来てもらってたからお礼を言って、

少しサユと修平君の部屋に突入してプログラムについて

を語り合ってその日はいつの間にか寝てしまっていた。

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