Hurly-Burly 4【完】
キラキラして見えるのはイケメンだからだ。
「はい、もちろんそうさせて頂きます。」
ナルシストは口ほどでもないな!
「可愛らしい帽子ですね。」
「あ、お気づきで!」
えっと、名前何だったかしら?
「ひよちゃ~ん、モテモテ。」
「伊織君、酒でも飲んだか?」
ひ、ひよちゃんって何だその呼び方は!
ちょっと、可愛く変化出来たかと思ったじゃないか。
「ヒヨリン、こっち!」
ナル君に腕を引かれて隣に座らされた。
「にしても、変わりばいしない色気のなさ。」
「し、失礼なっ!!」
伊織君が呆れ笑いを浮かべる。
「ミニスカサンタ見たかったな~」
「街中で昨日見かけたぞ。」
「ミニスカサンタさ~ん」
「えっ、何で2回言う必要があった?あたし、
Not ミニスカサンタさん。ヒゲなら持ってきたよ。
白いお髭に白い眉で顔だけサンタさん。」
「・・・・・ッチ」
な、何で舌打ち!?
こ、こんな仕打ちってあるのか!!
「日和ちゃんはジュースでいいかな?」
「あ、うん。」
馨君がグラスにオレンジ色の液体を注いでくれた。
騒がしいクリスマスパーティーになりそうだ。
乾杯の掛け声をユウヤがしていた。
恐ろしく賑やかで人が多くて、
楽しくて初めてだった。
毎年、永瀬家でクリスマス会はやってた。
それが当たり前になっていた。
だけど、他の人とクリスマスを祝おうなんて
考えたこともなかったかもしれない。
イブイブではあるものの、初の心得だった。
って、待て!ジュースでいいかなだと?
「ちょ、ちょっと、待てい。」
お酒とやらも飲んでるヤツが居ると?
「す、す、stay!」
「ひ、ヒヨリン?」
「ここ学校だよね、そんな不真面目なことがあってたまるか。」
「元々、不真面目の集まりだぜ?」
ユウヤ、神様はちゃんと見ているのだ。
「て、天罰が下る前に退却せねば!!」
「まだ、始まったばっかだろ。」
ひっいいいいい!!始まったばかりで
この不真面目さ後が恐ろし過ぎて早くも帰りたくなってきた。