Hurly-Burly 4【完】
食べっぷりは昔から良くてドン引きされることも
多々あったような気がする。
「こ、小柄にしてはよく食べるね。」
「よく言われます。」
やっぱり、お昼ご飯を食べ忘れたことは大きい。
集中すると周りが見えなくなる癖は直したいものだ。
隣に居るナル君がにっこりと極上な笑顔で笑う。
トナカイのカチューシャはふわふわのキャラメルハニー
の髪によく似合っていてマスコットだ!
お空の上をソリ引いてサンタさんを運ぶ、
真っ赤なお鼻のキュートな今日の主役だ。
「ヒヨリンー!!こっちにも来いよ。」
「今から美男が一発芸するってよ。」
無茶ぶりだ。よっちゃん、逃げろ!
「し、しねぇよ!!」
よっちゃんの顔が真っ青でいじられてる。
「食後の運動がてらそちらにお邪魔しようかな。」
不良メンバーズが盛り上がってるところに、
少しお邪魔することになった。
「ヒヨリン、ジュースあるか?」
ももっちにコーラを注がれそうになって、
結構だと断った。
まだ、オレンジジュースが入ったコップを
死守するのに必死でよっちゃんのことをすっかり
忘れていたら半ばいじり倒されていた。
悪意があるイジリではなくてよっちゃんを引き立てる
ようにするためなんだと思うが、哀れだ。
「美男、ミニスカサンタの格好しろよー!」
「するかよっ!」
「生着替えしちまえって。」
多分、悪意はないはずだ。不良メンバーズは自由気まま
で、こういう行事ごとは好きな連中が多いんだと思う。
それは、管轄というのか・・彼らを纏める人が
自由気ままな人が多いからだ。
「ヒヨリン、プレゼント交換しような。」
「第3回腕相撲大会もあるからな。」
クリスマスパーティーにそんなことするのか!?
しかも、第3回なの!?
そんな大会が開催されてるとは知らなかったぞ!
「あ、あたしも参加するのか?」
「「「「「あったぼうよ」」」」」
そして、不良メンバーズは団結力が強い。
元々、仲良しでみんな楽しい人たちの集まりではあるんだと思う。