【コラボ】パラレル・ラブストーリー
清良は幼なじみと言っても良い、もうひとりのまりあの親友だ。
「ち、違うの」
「水くさいじゃない!
なんでこの清良さまに秘密なのよ!!」
「お願い、落ち着いて」
よく気をつければ、クラスの他の人間も、好奇心満載の視線でこちらを見ている。
まりあはたちまち泣きそうになってしまった。
神無が来たら、普通に挨拶をしようと思っていたのに……
無理矢理だけど、そうしようと決めていたのに。
だめだ、できそうにない。
そう思った時だった。
「西尾サン、おはよう」
ずかずかと、教室に入ってきた長身の影があった。
それはまさしく、噂の中心である龍真だった。