【コラボ】パラレル・ラブストーリー
龍真のほうは龍真のほうで、幼なじみで友達の愁から、この事態を聞かされていた。
だから、こうして弁解に来たのだ。
「あー、旦那じゃん!!」
「違う。
あれは、安城が突然貧血で倒れそうになったから、支えただけ。
だよな?」
龍真はまりあに視線を投げる。
龍真の意図を悟ったまりあは、勢いよくうなずいた。
「そ、そうなのっ!!
あのときはありがとう、龍真くん!!」
「いや、いいって。
ほうれんそう喰えよな、ははは」
わざと大きな声で話す二人。
清良はあからさまにがっかりしたようすで、「なーんだ」とこぼした。
「そうだよねー、おかしいと思ったんだ。
まりあの好きなのは、おか……」
「あーあーあー!!
清良ぁぁぁっ!!」