【コラボ】パラレル・ラブストーリー


まりあは清良の口を必死でふさぐ。


なんだ、元気そうじゃないか。


龍真はひとまず安心して、教室を出て行こうとした。


すると……。



「神無……」



入口で、ぷるぷるしながら立っている神無を、見つけてしまった。



「……あのさ」


「…………っ」



話しかけようとしたのに、神無はくるりと踵を返し、走っていってしまった。



「あれ、神無?」


「え?」



清良が気づき、まりあが顔を上げる。


そのときにはもう、龍真も駆けだしていた。


< 21 / 148 >

この作品をシェア

pagetop