運命鑑定



そんな事を考えているうちに話は進んでおり...



「てゆーかっ!! 美紅、愛斗とメアド交換しなよっ」


「え?」


いつのまにそんな話に...。


「美紅と愛斗が仲良くなっちゃうのは悔しいけど...念のためにねっ」


ちらっと愛斗を見ると、既に携帯を出して赤外線通信の準備が整っている。


メアド交換するなら、もっとイケメンな人とがよかったなーと思いつつも、叶華に怒られることが目に見えてるので口には出さない。


あたしは嫌々携帯をだし、愛斗の携帯にかざした。

ピロリロリーンとかわいらしい音が鳴り、愛斗が言った。


「あとでメール、送ってみるね」


あたしは「うん」とだけ言って弁当を食べ終えた。


「愛斗っ!! 浮気しちゃだめだよ!?」


と叶華はひっきりなしに言っていた。




はぁ。人の彼氏と仲良くなったって...。



今日はあんまりいい日じゃないじゃん...。


そう思ったのはヒミツ。



< 25 / 205 >

この作品をシェア

pagetop