《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
俺はタクシーで自宅マンションに向かう。
ぼんやりと後部座席に座りながら、タクシーのスピードと共に変わる夜の街を見ていた。
不意に鳴った俺のケータイ。
初めて見る携番ーーー・・・
「もしもし、緑川です」
ーーーー夜分遅くにすいません。私は相馬美苑の知り合いの濱部美古と言います
濱部美古?
濱部社長と同じ苗字。
「星凛堂の濱部社長と関係ありますか?」
ーーーー彼は私の夫です
「えっ!!?」
どうして、濱部社長の奥様が俺に?
ぼんやりと後部座席に座りながら、タクシーのスピードと共に変わる夜の街を見ていた。
不意に鳴った俺のケータイ。
初めて見る携番ーーー・・・
「もしもし、緑川です」
ーーーー夜分遅くにすいません。私は相馬美苑の知り合いの濱部美古と言います
濱部美古?
濱部社長と同じ苗字。
「星凛堂の濱部社長と関係ありますか?」
ーーーー彼は私の夫です
「えっ!!?」
どうして、濱部社長の奥様が俺に?