《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
「社長はどうして?夫婦なのに他人行儀なんですか??社長の態度が美苑夫人を苦しめています!!」



「緑川お前は秘書としての仕事だけをしてればいい!!俺と美苑の間に口を挟むなっ!!」



相馬社長は俺をギロリと鋭い眼光で睨み据えた。



「さっさとお前は新妻の元に帰れっ!」



俺は仕方なく、社長を一人置いて部屋を出た。



余計なコトだとわかっていたけど。



俺は美苑夫人の為に言わずにはいられなかった。










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