《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
嗣成様、見た目は華奢な感じ見えていたけど、脱ぐと意外と精悍な体格だった。



「恥ずかしい?」


「はい」


「男に慣れてない女も意外といいなぁ。俺の相手する女はみんな…年上で、羞恥心も無い女ばかりだ」


この部屋には一人で宿泊しているみたいだけど、ベットはダブルベット。
二人で寝ても、全く狭さは感じなかった。


「花、好き?」


「はい」



「どんな花が好き?」


「リンドウが好きです」


「ふーん。俺は紫陽花と百合が好きだ…」


「・・・」
『百合が好き』、その言葉に私の頬は紅くなった。
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