《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
綺麗な顔立ちの和也が見せる男の姿。



和也の激しい動きに上下する私の胸の膨らみ。


「桃…愛してる」


「私も…好き…あぁん…」


甘い声の漏れる中、必死に私は『好き』の言葉を紡ぐ。


和也は満足げに微笑み、動きをもっと激しくする。


思考が追いつけない程、脳内も心臓も息遣いも乱れていく。



荒い息を吐きながら、唇を絡めて、汗ばむ身体を密着させた。



下肢の中に感じる和也の質量。

和也は動きを止めて私の中に熱を吐き出す。
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