《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
会社で受付嬢しているからと、華道展の受付まで、やらされる羽目に。



別に苦には、ならないけど。
休日まで、受付の仕事をするのはちょっと…


私は開店前の店に入って、先生と受付の準備。


「今日は京都から家元と次期家元がお見えになるから、粗相がないようにお願いするわ…柏木さん」



「はい」


写真でしか見たコトのない家元と次期家元が、華道展にお見えになる。
私の気も自然と引き締まった。


次期家元は私よりも一つ年上の大学生。
長身で、整った顔立ちに高い鼻梁。
写真見た限り、相馬部長よりも超イケメン。




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