ボクの震動、キミの鳴動。




「・・・・・・なんか今日、嬉しくて楽しかったな」





瞬が遠い目をしながら言った。





「オレ、ホントは死にたくなかったのカモ。 ・・・・・階段から落ちた時さ、咄嗟に段差に手着いちゃったんだよ」





「・・・・・・・」





「楽しかったなー、今日。 オレ、みんなの事大好きだわ」





瞬が柔らかく笑う。









涙が出そうだった。





瞬が意識を取り戻して、ホッとしたけれど





また自殺しようとしたりしないだろうか??と心底心配だった。





オレも、みんなも瞬の事が大好きだ。




絶対に死んでほしくない。 死なせない。 ずっと生きていて。










「・・・・・その中でも1番はやっぱ加奈子の妹??」




泣かない様に必死に茶化す。





「・・・・・・イイのかな?? 好きになっても」





瞬が複雑な表情になりながら笑った。





「本人がイイって言ってたんだから、イイに決まってんだろ」





「・・・・・ヤバイ。 恋愛が久々すぎてどうすればイイかワカラン」





「まかせろ。 教えてやるわ」





「さすがヤリチン!!」





加奈子のヤロウ。 許さん!!
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