甘い姫のスパイス達

*莉亜side


咲さんはさっきから
私を何度もからかって笑う


意外に咲さんSっ気がある!


二人して食べ終わって
咲さんが席を立った


「ごめん、待ってて。
トイレいってくるだけだから」


「わかりました」


咲さんが歩いて行って
私はファミレスの窓から外を見てた



咲さんが座ってた席に
人の気配を感じて振り向くと



「さっきぶり。」



「え…遥さん…」



目の前の状況に
頭はついていかないし


なんで遥さんがここにいるか
不思議でたまらなかった



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