†王道迷宮†



「どうぞ」

屋敷の中に通されて、通路の壁の絵画を見ながら進んでいく。






「こちらで主人がお待ちです。」

そう言って扉を開けてくれた。




「ありがとうございます。」

そう言って中に入ると、まだ30代くらいの男性と隣に小学校低学年くらいの女の子が座っていた。


「朝倉梨夜さんですね?」

「はい。」


男性はあたしの名前を確認すると、あたし達は握手を交わした。



< 31 / 36 >

この作品をシェア

pagetop