冷たく悲しい冬景色




そして彼女の病室に飛び込んだ





そこには平然とベッドに座り窓の外を見ていた。



「冬姫ちゃん?大丈夫ですか?警報ならしたけどなにかありました?」



「いや、なにもないけど雪降ったから。」



「だからって鳴らさなくてもいいじゃないですか。」



「私は先生を呼ぶ方法を知らないから。」



「そっかごめんなさい」




冬姫ちゃんは雪が降ったのを知らせたかったらしい




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