ぬくもりをもう一度
あの時と変わらない

紳士的なウェイターに案内され、

俺たちは夜景の綺麗に見える

窓際の席へと座った。


今日の席からはこの間の場所が

死角に位置する、いい席だ。


ウェイターにワインを勧められたが、

2人揃ってノンアルコールドリンクを

オーダーした。


今日は、酒の力に頼りたくはない。


ちゃんと香澄に、

野々原との関係と俺の想いを

話したいから。


料理がすっと前に運び込まれる。


いつでも完璧なその姿に、

日本の接客の素晴らしさを感じる。






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