ぬくもりをもう一度
「俺の方こそ、ありがとう。

 俺を選んでくれて」


香澄は頬を赤らめながら、

小さく首を横に振った。


「ずっと……。

 ずっと、亨くんのことが

 忘れられなかったのは、私だもの」






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