ダイヤモンドの誘惑
「ええ、しあわ・・ん・・」

・・・

強がりを言うつもりが、

蓮のキスで何も言えなくなった。

・・・

蒼とは違う、

熱いキス・・・

・・・

そのキスに溺れてしまいそうになる。

・・・

でも、ダメ。

「はな・・して!」

・・・

私は勢いよく、

蓮を突き飛ばした。

・・・

蓮は、近くにあった花瓶を

落としてしまい、

ガシャンと言う音が響いた。

・・・

その音に驚いた幸美さんが、

店長室から出てきた。

「何やって…蓮」

・・・

私は、その場を走り去った。
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