ばかなじみ!!!!
すると天使呉亜がやってきた。


柚子は数学が得意だったでしょう?
素直に誉めましょう。



頭の上にテンテカリンの輪っかを
浮かばせている。


……電気のあの輪っかに見えるのは
私だけでしょうか?






でも満点はありえねぇ!


信じることが大切なのです!



私の中の悪魔と天使の
口論が始まった。







…………………!





どうか、私のために争わないで!







立ちあがったのはそう、この私。



よく聞いて?
良い案があるの。この際柚子の点数なんかスルーして桜音のカラス事件を
みんなに話しちゃわない?



ニヤニヤ顔の私の目の前に天使呉亜が
立ちはだかった。



ダメです!桜音は天然だから
本気だったんですよ!
恥をかいてしま………んっ!






悪魔呉亜が天使呉亜の口を塞いだ。




いけ、桜音が馬鹿という話を持ち込むんだ!とでも言うように、
悪魔呉亜がキラーンと笑って
親指を立てた。




一筋の涙を流して私も親指を立てた。



初めて悪魔呉亜と心が
通った瞬間…………。







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