AZZURRI~AZZURRO番外編~
末の妹はケシャに良く似た
栗色の髪と瞳が美しい少女だった
『ジャン様―抱っこぉ!』
ジャンは時たま抱っこをせがまれ渋々抱き上げた事があった
その姿を見たクリスは衝撃的なものを見たような表情をしていた
「アニスか。
医師や薬師には診せたのか?」
「それが、医師も薬師も市外の村へ定期往診に出ていまして、戻るのは明日の昼過ぎごろだそうです。
あの、勝手だとはわかっているのですが
私妹についていてやりたいのです。
ですから、今日のお仕事は休ませていただけないでしょうか?
もちろん、後日休んだ分の罰は受けます。どうか、お願い致します。」
ケシャの不安の色が濃くなる
細い肩のが小さく震えていた
この肩に幼い兄弟達の未来を背負い
守って生きている彼女
その苦労や思いは簡単には計り知れない
ジャンはそっと震える肩に手を置いた
「こちらのことは心配するな。
アニスの容態が回復するまで傍に居るといい。
後程、宮仕えの医師と薬師を向かわせよう。それまで、しっかりアニス達を診るのだぞ。」
栗色の髪と瞳が美しい少女だった
『ジャン様―抱っこぉ!』
ジャンは時たま抱っこをせがまれ渋々抱き上げた事があった
その姿を見たクリスは衝撃的なものを見たような表情をしていた
「アニスか。
医師や薬師には診せたのか?」
「それが、医師も薬師も市外の村へ定期往診に出ていまして、戻るのは明日の昼過ぎごろだそうです。
あの、勝手だとはわかっているのですが
私妹についていてやりたいのです。
ですから、今日のお仕事は休ませていただけないでしょうか?
もちろん、後日休んだ分の罰は受けます。どうか、お願い致します。」
ケシャの不安の色が濃くなる
細い肩のが小さく震えていた
この肩に幼い兄弟達の未来を背負い
守って生きている彼女
その苦労や思いは簡単には計り知れない
ジャンはそっと震える肩に手を置いた
「こちらのことは心配するな。
アニスの容態が回復するまで傍に居るといい。
後程、宮仕えの医師と薬師を向かわせよう。それまで、しっかりアニス達を診るのだぞ。」