AZZURRI~AZZURRO番外編~
「ジャン様…。」
思いがけないジャンの言葉にケシャはうっすら涙を浮かべた


「泣いている暇はない。
ここはいいから早く家に戻りなさい。」

「はい!
温かいお心遣い心から感謝いたします。」


深々と頭を下げたケシャは
朝もやのなかに消えていった

さて…どうしたものか…

ケシャがいなくなったから急にこの場所が冷たく感じたジャンは

そのまま医師と薬師のもとへ向かった


宮にはクリスや側近達に何かあったときのために医師と薬師がカイルから同行している
もちろん皇族に使えるので腕は一流だ


クリス様への報告はお目覚めになってからでいいだろう

医師と薬師に指示を出してから
ジャンは宮へ向かい
執務室に入っていった
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