社長の吐息プラチナの甘美な囁き
妻の私としては…喜びべきなのか複雑な心境。



「!?尚貴?」



「!?サラ??」


いきなり淡いパープルのドレスの金髪美人が尚貴に声を掛けてきた。



「久しぶりね・・・」



「…誰?」


私は小声で尚貴に問いかける。



「同じ留学先で知り合った友人だ…」



「よろしく。サラ・ガーラントよ」


「んっ?サラ…結婚したのか??」


「ええ~っ。もしかして…尚貴も?」


サラさんは日本語は上手だった。


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