社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「噂、気になるか?早祐」



女を口説くのは面倒だと思ってるのに、早祐の感情を煽るのは苦にはならない。寧ろ、愉しい…いつまででも…苛めていたくなる。



「べ、別に気にしてなんていません…」


俺はデスクの空いたスペースに腰を下ろす。



「な、尚貴っ!!?」



「素直に言えば…キスしてやるぜ」


「…美華ちゃんの言った通りじゃない!!噂と現実は一緒…」



「美華が何かまた、言ったのか?」






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