セックスフレンド
「3人での生活になったら、デートする時間なんて簡単に作れないわよ。
最近、外に出てないでしょ? 息抜きしてきたら?」

「……じゃあ、そうさせてもらおうかな」

それから、瑞希に話しをして。

未希を頼んで2人で外へ出た。


「いい天気だね」

あたしは空を見上げた。

青い空。流れる雲。

遠くからセミの鳴き声がする。

「マナと再会したのも、こんな暑い日の8月だったな」

「うん。そうだったね」

「懐かしいな。あの頃が」

「瑞希、言うことが年寄りくさい」

あたしは笑う。

「だって、懐かしく感じるんだよ」

「再会した時は、こんなふうになるなんて想像つかなかったよね」

「そうだな。マナは別れる時メソメソ泣いてたし」

「もう余計なこと覚えてるんだから」




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