セックスフレンド
「直ったかも」

あたしたちは、顔を見合わせて笑った。
何がそんなにおかしかったのか分からない。
けど、何だか笑えた。
多分、それは貴広も一緒だと思う。

それから─
お昼ご飯を完食して、店を出た。

「今からどうしようか?」

車に乗ると、エンジンをかけながら、貴広が聞いてきた。

「どうしよう?」

首を傾げた。

映画を観る。
お好み焼きを食べに行く。

今日の目的を果たしてしまった。

恋人同士でもないあたしたちは、どうしたらいいんだろう?

その時。
貴広の携帯が鳴った。




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