好きなんてありえない!!


気がついたら保健室で寝てて…

目が覚めた時すっごい後悔した

高校生活はなるべく目立たないよう
静かに過ごそうと思ってたのに…

もう先輩からの呼び出しのせいで
すごく目立ってるけど……





川野誠也先輩
生徒会長をしていて
成績は校内トップ。
バスケ部キャプテンで色んな大会で毎回優勝してる。
顔もかっこいい。…らしい。
Sなところがまたいいらしい。
確かファンクラブもあったよな…。

私の席の隣の女の子 
夏実という毎日メイクが派手な異状に声がでかい子が前話してたな…。

私に気づかないのか私の悪口をさんざん言いまくってるくせして誠也先輩の前ではかわいこぶってる。
………小悪魔と言うべきなのか?

そんなことを考えていると

「由美」

「へ!?」

しまった、油断してつい……

「ブハッお前“へ!?”って…ぷっ」

「~~~っ」

「かーわい♪」

「なっ……!」

カアッ///
顔が赤くなっていくのが分かる



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