名無しのノート
やはり名無しのノートだ。

中を見る。やはり文章が付け足されていた。一番下の行に。

返却は明日。

えっ、何それ?返却?
まさか、いやいやいや


…これ、盗ってますって言ってるものじゃない!
…………これからも起こるの?

私は怖くなり、その場から駆け出した。
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