名無しのノート

僕は探す。

そしてある結論に落ち着いた。

おそらく、誰にもバレないところにある、そしてその場所は…僕と妹の思い出の場所…

そして、分かった。
後ろを振り替える。そこには夕日の海をバックに灯台が書かれている絵が掛けられていた。

見覚えがある。これは…ブレスレットを渡した場所だ。

僕はその絵を壁から外した。
< 124 / 145 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop