人貸し屋
私は勇気を出して
その言葉を言った
「お友達、ですか」
「・・・うん。
私を守ってくれるような
カッコいいお友達が欲しいの」
「・・・わかりました。
少し、待っていてください」
お姉さんは立ち上がって
棚からピンクの瓶を取り出した
「これを開けると
アナタの思う人が現れます
意味、わかりますか?」
「あ、はい・・・」
「壊したり、失くしたり
返さないようなことはないように」
「返すって、いつ?」
お姉さんに聞くと、
腕を組んで悩みだした
「そうですね・・・
1週間、はどうですか?」
「1週間後に返しに来たいいの?」