花マル彼氏

センパイは大変

いよいよ日曜日がやってきた。



すっかり、花園くんのバイトを忘れて。



早くコンビニに着いた、私は休憩室でくつろいでいた。


そこへ……


「柚〜!!おはよう!」


手を振りながら、花園くんが休憩室に入ってきた。



……………花園くん!!


そうだった!!


今日から、ここでバイトするって言ってたような…



−−−−。


ア然とする私に、花園くんが駆け寄り。


私の手をギュツと握っては。


「これから、よろしくねっ!!柚センパ〜イ!!」


笑顔で私に言った。



嫌な予感が、私の胸を駆け抜けていった。


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