花マル彼氏
「はぁ…ぃ。」

不安げに返事する私を花園くんはジーっと見つめ。



「柚…元気ないな。どうした?」


「何でもない!!そうだ私ね、花園くんに聞きたいことがあったんだ」


なに、なにと嬉しそうに身を乗り出した。


「花園くんって、なんでバイトなんかするの??
家…お金持ちなのに…」


そんな質問に花園くんは。


「決まってるだろ…柚と一緒に居たいから!!」


サラリと即答の花園くん。


あまりにも即答で、そんな事を言われたらドキッとしない訳がない。



私は顔が熱くなるのが感じられた。


そして…ドキドキと鼓動が早くなっていた。


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