恋……シヨ?‐武藤 雅晴編‐
すっかり戦意喪失してしまった竹田がガックリと肩を落とした、その時。
「おい!誰か倒れてるぞ!」
「何だ、ケンカか?」
「誰か先生呼んで!早く!」
少し離れた校舎の方でこっちの様子に気付いた人達がざわつき始めた。
どうしよ……
このままだと、もしかしたら武藤くんまで悪者になっちゃうかも…!?
そう心配になった私は。
「武藤くん、行こっ!!」
「えっ!?ちょ…先輩っ!?」
戸惑う武藤くんの手を引っ張って、この場から立ち去ることを選んだのだった。
走り出そうとすると、目の前に綺麗な金髪の男の人が目を丸くして現れた。
「あっ、心花ちゃん!!こんなとこにいたの!?」
「忍先輩!」
そうだ、クレープ買いに行ってくれたまま私がいなくなったからきっと探しててくれたんだ!
「おい!誰か倒れてるぞ!」
「何だ、ケンカか?」
「誰か先生呼んで!早く!」
少し離れた校舎の方でこっちの様子に気付いた人達がざわつき始めた。
どうしよ……
このままだと、もしかしたら武藤くんまで悪者になっちゃうかも…!?
そう心配になった私は。
「武藤くん、行こっ!!」
「えっ!?ちょ…先輩っ!?」
戸惑う武藤くんの手を引っ張って、この場から立ち去ることを選んだのだった。
走り出そうとすると、目の前に綺麗な金髪の男の人が目を丸くして現れた。
「あっ、心花ちゃん!!こんなとこにいたの!?」
「忍先輩!」
そうだ、クレープ買いに行ってくれたまま私がいなくなったからきっと探しててくれたんだ!