恋……シヨ?‐武藤 雅晴編‐
武藤くんは私を見て、少し照れたようにはにかんだ。
「単純な理由です。
…心花先輩ともっと一緒にいたかったっていう」
「え──…!」
う、そ……
じゃあ武藤くんは、その頃から私のことを…!?
信じられなくて目をぱちくりさせていると、武藤くんはまた窓の外に目を向ける。
「警察官になるためには、試験に受かって高校を卒業したら警察学校に入るんです。
高卒だと10ヶ月間、入ってしばらくは外出も出来ないし連絡をとることもままならないらしいんですよ」
「そうなの…!?」
「一番近い警察学校でもここから車でニ時間はかかるから、外出許可が出ても今みたいに簡単に会うことは出来なくなる。
卒業後も、地元以外の場所に配属されるのが一般的なんです」
そんな……
じゃあ、武藤くんがママ高を卒業したらなかなか会えなくなっちゃうの…!?
「単純な理由です。
…心花先輩ともっと一緒にいたかったっていう」
「え──…!」
う、そ……
じゃあ武藤くんは、その頃から私のことを…!?
信じられなくて目をぱちくりさせていると、武藤くんはまた窓の外に目を向ける。
「警察官になるためには、試験に受かって高校を卒業したら警察学校に入るんです。
高卒だと10ヶ月間、入ってしばらくは外出も出来ないし連絡をとることもままならないらしいんですよ」
「そうなの…!?」
「一番近い警察学校でもここから車でニ時間はかかるから、外出許可が出ても今みたいに簡単に会うことは出来なくなる。
卒業後も、地元以外の場所に配属されるのが一般的なんです」
そんな……
じゃあ、武藤くんがママ高を卒業したらなかなか会えなくなっちゃうの…!?