恋……シヨ?‐武藤 雅晴編‐
何でリクくんにあんな説教されなきゃいけないの…。
でも……悔しいけど、言われてみれば確かにそうなのかもしれない。
私はしばらくその場に立ち尽くして自分の気持ちを整理する。
……武藤くんのことが本当に好きなら、今日の試合よりも武藤くんを優先するべきだったんだよね。
私は何のためにこの差し入れを作ってきたの?
大事にしたい人達のためじゃないの?
頑張って作ったお菓子達を見つめて、私は決心した。
「…やっぱり渡しに行こう」
私はもう一度自分の恋を見つめ直すために、二人のもとへと駆け出した──。
*次代の俺様Jリーガーと恋しよう☆
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*幼なじみの熱血サッカー少年と恋しよう☆
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