恋……シヨ?‐武藤 雅晴編‐
赤坂くん、てっきり漫才をやるんだと思ってた…ちょっと尊敬するかも。
「私も見に行くからね、赤坂くんの晴れ舞台!」
「見に来てくれるんか…?」
「もちろん!楽しみにしてる」
まだ顔を赤くしてる赤坂くんに、私はニッコリと笑いかけた。
あ…でも一人じゃないと集中出来ないよね。
「ゴメン、邪魔して!私もう行くから、頑張ってね」
自分の机の中からノートを取り出し、さっさとバッグにしまって教室を出ようとした──その時。
ぐっと手首を掴まれて足を止めた。
振り向くと赤坂くんがいつになく真剣な表情で私を見ている。
「……赤坂、くん?」
「心花……」
赤坂くんの声って、こんなに色っぽかったっけ…?
なんだかドキドキする。
「私も見に行くからね、赤坂くんの晴れ舞台!」
「見に来てくれるんか…?」
「もちろん!楽しみにしてる」
まだ顔を赤くしてる赤坂くんに、私はニッコリと笑いかけた。
あ…でも一人じゃないと集中出来ないよね。
「ゴメン、邪魔して!私もう行くから、頑張ってね」
自分の机の中からノートを取り出し、さっさとバッグにしまって教室を出ようとした──その時。
ぐっと手首を掴まれて足を止めた。
振り向くと赤坂くんがいつになく真剣な表情で私を見ている。
「……赤坂、くん?」
「心花……」
赤坂くんの声って、こんなに色っぽかったっけ…?
なんだかドキドキする。