溺愛カンケイ!

「うーん、ハッキリとは言えないけどあまり自分から女子社員達の会話に加わったりしなくなったって事かな。それとアイツは自分からは絶対に誘った事なんてないんだよ。でも誘われたら行ってるけど…断る事が少し苦手らしい」


困った奴だよな、と部長。


「そうなんですか」

「仕事じゃ容赦ないけど女の子には甘いんだよね。田中は気軽に女の子に話しかけたりするから軽いとかチャラいって言われるんだよ。アイツはこの先、本命の子が出来たら絶対に苦労するだろうな」


部長はボソリ呟く。


「なるほど。でも意外でした。自分から誘わないなんて…」


あれ?そういえば資料室で私、田中主任にご飯に誘われたけど…。


「お、花音ちゃん。あっちでも女子社員に声かけられてる奴がいるよ」


ほら、と部長は指差した。
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