溺愛カンケイ!
「すみません、部長」
頭を下げる。
「いや、いいんだよ。部下を守るのは上司の役目だしな」
なぁ、鈴ちゃんとデレッとした表情で花山さんの側に行く。
「ありがとうございます」
部長の言葉に少しだけ心が軽くなった。
「まぁ、もっと早く相談してくれればこんな事にはならなかったのかもな…」
部長はポツリと呟いた。
確かにその通りだったのかも知れない。
自分一人で何とかなると思っていたのが間違いだったのか。
まさか会社まで巻き込む事になるなんて思わなかった。
本当に情けない。自分の無力さに嫌気がさす。
ここは部長の行為に甘えよう、そして解決しなければならない問題に立ち向かおう。
改めて気持ちを引き締めた。
愛する花音と向き合うために。