君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
「みなさーん!メリークリスマース!!」



たくさんの人がジュースの入ったコップを上に持ち上げた。




「乾杯、空斗」




「乾杯!」




「じゃー、抽選会を始めますので自分のカードを出してくださいねー!」




カードは、大広場に入るときに渡された。





「琴音、何番?」




「んーと、202番かな?空斗は?」




「俺は125番だ。かなり離れてるな」




この場に集まってるのは30人程度。




年配の人もかなりいる。




「10位から言っていきますので呼ばれたらこちらまで来てくださいねー」




そんなのこんなで、5位まで呼ばれたが俺達は二人とも呼ばれていなかった。
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